最近ハマっている政治の本、第3弾。
この本も面白かった。
政治家の子供じゃない限り、新人がやっていくのは難しい。
選挙に何千万もかけるのは当たりまえ。
党から500万だか1000万だか支給はしてもらえるが、
それでは到底足りないらしい。
政党のCMを見ると、新人候補は「こんなお金あるなら、僕に選挙資金もっと支給してよ・・」って思うらしい。確かに。政策で他の候補者と議論する場はなく、選挙はいわばパフォーマンス競争。とにかく、イベントに何でも参加して、地元の人たちと仲良くして、頭下げてポスター貼ってもらって、後援会の人達には人間関係に気を使って、毎朝誰も聞いてくれないのに駅で辻立ちして話し続け、カンカン照りの中自転車でみんなに挨拶して・・・何千万もかけて、最後は当選するか落選するか。落選すれば、職なしどころか、貯金なし。こんなパフォーマンス競争にかけられている党からの支給金は、国民の税金。わずかながらに払っている私の税金(それでも私にとっては大きな額!)はこうやって消えていくのです。どうせ税金使うなら、政策の議論に使ってもらいたいわ。
と、このパフォーマンス競争の選挙に憤りは感じた一方、選挙がいかに大変かわかった。駅でしゃべり続ける候補者を、私は今まで何度無視したことか。駅で政策のパンフを配っているスタッフを、私は今まで何度無視したことか。今度からは、パンフちゃんともらって、政策を読もうと思いました。
7月11日は参議院選挙だ。

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