Wednesday, 28 July 2010

日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命

まあまあ。まあまあっていうか、面白いんだろうけど、ちおりの理解力がたまについていかなくて100%は理解できなかった。

よく知らなかったけど、とりあえずエコって言われているものには、バイオエタノール、水素、ソーラー、風力などがあって、現段階で、一番現実的に考えていいのはソーラーらしい。

バイオエタノールのメリットは、太陽エネルギーを使うから枯渇することないし、エタノールの燃焼により排出されたCO2が、その原料となる植物の栽培の過程で吸収されるために大気中に残るCO2がゼロになるっていうこと。でも、デメリットもあって、食糧生産と競合することや、エタノール作る過程で多量のエネルギーを消費することや、1ヘクタールで取れるエネルギーの量がソーラーなどに比べるとかなり低いことや、現状は実(とうもろこしとか)の部分しか使い物にならないことや、その植物の栽培に何カ月もかかることなど・・・。

水素はかなりいいらしい!たとえば、水素を使った燃料電池車。燃料として水素(H2)を使って、排出ガスは水蒸気(H2O)。それにガソリンに比べて、エネルギー効率もかなりよい。でも、現実的に考えると、技術面やコスト面などで、まだまだ発展途上らしい。

そして、ソーラー。屋根の上とかにソーラーパネルくっつけて、昼間太陽が出ているときに充電。でも、一般家庭では、昼間は外出などをして電気を使わない人が多くて、使うのは夜。ただ、コストの面で、昼間ためたエネルギーを夜までバッテリーしておくのは、一般家庭には無理らしい。なので、昼間つくったエネルギーを電力会社に売る。電力会社は昼こそ電力を欲しがっているから。ドイツなど海外では、政府が電力会社に強制的に買い取らせる政策をとっているから、結構ソーラーは普及しているらしいが、日本では、一定の率の電力を電力会社に買い取らせる程度で、率が低いらしい。だから、あんまり普及していないとか。筆者は、誰も使っていない荒れ果てた昔の農地とかにソーラーパネルをしきつめて、土地の有効活用をしようと言っている。実際、総務省がすでに、荒地で農地に適している土地と適していない土地の仕分け調査を始めているとか。今は、日照権は、住み心地としてしか気にされていないけど、将来ソーラーが普及すれば、日照権が経済的価値としてもっと重要な位置づけになるだろう。

ソーラーは、昼間しか電力作れないけど、その点でいいのは風力。風力なら昼夜天気かまわず、電力を作れる。風力の場合は、ソーラーみたいに、農地にパネルしきつめる必要はないので、農地にちょこんと風車立たせるだけで済む。でも、絶妙な風を必要とする風力は少し日本には不向きらしい。風は強すぎてもダメ、弱すぎてもダメらしく、日本みたいに台風が来ちゃうと破壊されちゃうだろうし。

ちなみに、ソーラーでは日本はドイツに次ぐ第二位の導入量。風力は、日本はかなり出遅れていて、13位。



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2 comments:

  1. ブログ、楽しく読ませてもらいました!
    水の裏話、興味深いですね。

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  2. コメントありがとうございます。
    私もEricaさんの日記読んでます :-)
    写真がいつもキレイ!

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